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鉛筆画でペット肖像画を描く
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鉛筆でのペット肖像画希望の際は一般的には「デッサン」という技法での制作となります。初めて注文される方も、絵画にあまりなじみの無い方にも少しデッサンについてご理解して頂けるように簡単にデッサンについて説明していきたいと思います。
フランス語で「素描」を意味するデッサン(=dessin)とは、主に鉛筆や木炭、コンテ等の単色の描画材を用いて描く完成作品の為の習作として定義されています。紙の白を活かして先ほどの鉛筆や木炭等の黒を紙面にのせていき、その明暗で絵を魅せていきます。最も明るく見える白と最も暗く見える黒だけでなくその間にある中間的なグレーな調子(ハーフトーン)も含めていかに描き分けるかがデッサンをより良くする為に欠かせないポイントです。本来はデッサンという言葉を生み出したフランスでは単色で「線を引く」と訳されるドローイング(=drawing)もデッサンに含まれます。ゆえに有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの繊細な単色画もエゴン・シーレの線の少ない人物画もまとめてデッサンと言うことが出来ます。実に幅広いです。
デッサンの歴史は古くは旧石器時代後半のフランスのラスコーやスペインのアルタミラをはじめとする赤土・木炭などを使用した顔料で描かれた洞窟壁画から始まり、大変長い年月をかけて現代に至まで大切にされた一つの技法です。デッサンの定義こそまだ確立されていない時代から多くの人々に絵が生活する上で必要不可欠なものになっていたことに驚きです。そのようなデッサンが全ての技法においての基礎になります。
ドローイングもデッサンに含むと説明しましたが、アトリエファミーユではペットのありのままの姿の描写を心がけますのでどうぞご安心ください。綿密にペットの形、質感にこだわっていきます。